導入事例

【導入事例】大谷山荘/別邸音信 様

2024-09-10

 

山口県内を南北に結ぶJR美祢線の長門湯本駅が最寄りの、創業140年を誇る老舗旅館。四季折々の風景を楽しむことができ、春には桜、初夏には蛍、秋には紅葉が見頃です。夕食時には、仙崎港から直送される新鮮な海の幸を味わえます。また、旅館の横を流れる深川(音信川)に由来する「別邸 音信」も併設されており、さまざまな利用シーンに応じた宿泊・滞在が可能です。

大谷山荘98室/別邸音信18室
公式サイト:https://otanisanso.co.jp/

 

支配人くんNEXT導入前の課題・背景

大谷山荘と別邸音信は独立したホテルシステムを使用しており、システムが連動せず売上や利用者情報の管理が手動で行われていた。売上報告では各部門の詳細が把握できず、利用者の館内利用状況や料理の配膳管理も非効率的であった。清掃進捗も電話で確認する必要があり、業務の効率化や正確な進捗管理が困難であった。

 

■料理進行管理

料理札をペーパーレス化し、どこからでも配膳状況を確認できるようになった。

導入前 短冊状の配膳管理カード管理 導入後 料理進行管理による配膳管理
配膳を行う際、短冊状の配膳管理カードを切り取って調理スタッフとの相互確認を行っており、食券のように管理していた。 配膳管理をシステムで閲覧・オーダー指示できるようになった。表示できる列は限られるもののスマートフォン・タブレットから、同じ操作ができる。

 

■N-Tools調理

帳票印刷が不要となり、先々の予約まで料理情報の閲覧・管理できるようになった。

導入前 本厨房 調理サポートセンター前 導入後 本厨房 調理サポートセンター前
ホワイトボードにホテルシステムから出力した台帳を貼り付け、数量や特記事項を転記していた。 従来のホワイトボードへの転記作業がなくなり、大型ディスプレイ2枚で料理数やアレルギー情報を管理している。モニター左では1日あたりの詳細表示、モニター右では1日あたりの料理数を表示している。

 

導入前 別邸音信 厨房内ホワイトボード 導入後 別邸音信 厨房内
配膳状況の管理をホワイトボードで行っていた。 表示内容:N-Tools調理、料理進行管理

別邸音信の宿泊者が多く利用する食事会場は、他の宴会場とは独立して調理・食数管理を行っており、特定の食事会場のみが表示されるようにフィルターをかけている。

 

導入後 N-Tools調理
【単日画面】
「会場」-「料理ランク」-「数量」-「1予約あたりの備考」-「調理サポートセンターコメント」の順に表示している。予約受け付け時点の情報の他に調理サポートセンターが「どう対応するか」を追記している(黄色字部分)。
【単日画面】
複数のレイアウトを設定することで、閲覧場所・閲覧するスタッフに応じて調整が可能。

 

■N-Tools清掃

清掃状況確認の電話連絡回数が削減され、情報共有化がスマートになった。

導入前 フロント・パントリー 客室インジケーター
スイッチ切り替えで客室がチェックアウト済みかどうかをパントリーのインジケーター画面へ遠隔表示していた。 ランプの点灯有無でチェックアウト状態を確認されていた。

 

導入後 N-Tools清掃
フロントスタッフがチェックアウト操作を行うことで清掃スタッフへ情報伝達される。
清掃指示内容は予約係が事前に入力、前日に情報の確認と担当割り・引き継ぎ事項を整理されている。
スマートフォン向け画面
表示内容はシンプルになり、チェックイン・アウトの情報と清掃ステータスの閲覧・更新が主となる。清掃ステータスは2段階管理となり、「冷蔵庫補充/掃除機かけ済み」とアメニティ等を補充した「清掃済み」に分かれる。

 

導入効果

・大谷山荘と別邸音信の相互施設利用の手配が可能になり、各部署間の伝達が容易になった。
・帳票類の多くをN-Toolsで代用することで、情報の統一化が図られた。
・料理手配情報がデジタル化され、どこからでも情報を閲覧できるようになった。
・清掃スタッフとフロントスタッフとの間で電話連絡の頻度が減り、清掃作業に集中できるようになった。

 

導入した製品

支配人くんNEXT パーソナルレート版
サイトコントローラー連携オプション(下り・上り)
CTI
売掛金管理
N-Tools(基本・調理・予約ビュー・清掃・タブレットチェックイン)
N-OES
N-POS(レストラン)
スマレジ連携
パスポート管理
料理進行管理
N-速度分析
カードキー連携
会計ソフト連携(勘定奉行)
帳票カスタマイズ

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