導入事例
【導入事例/特別インタビュー】花しぶきリゾート 様
千葉県館山市を中心に旅館・ホテル事業を展開する花しぶきリゾート様は、地元の網元として新鮮な海の幸を活かした料理と、心を込めたおもてなしで訪れるお客様を魅了し続けています。現在は宿泊施設8店舗、飲食店2店舗を運営しており、地域の観光業をけん引する存在としても注目されています。
そんな同社がシステム導入を検討したきっかけは、「現場がよりスムーズに、気持ちよく働ける環境を整えたい」という想いからでした。多店舗展開による業務の煩雑化や、情報共有の課題を感じていた中、業務の効率化とサービス品質のさらなる向上を目指して、宿泊管理システムの導入に踏み切られました。
今回は営業本部の山田様に、導入の背景やその効果についてお話を伺いました。
施設の紹介
導入構成
・支配人くん パーソナルレート版(クラウド運用)
・サイトコントローラー連携(下り)
・N-Tools(調理)
・財務連携(発展会計)
お話を伺った方
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花しぶきリゾート営業本部 山田様 宿泊部門の営業管理・販促などをご担当 |
“個人の経験に頼る”業務体制が限界に
花しぶきリゾート様では、予約対応や各部門との業務連携が、長年の経験に基づく“人”の判断に頼る場面が多く、情報の偏りや属人化が課題となっていました。
さらに、宿泊施設を複数運営する中での情報共有は主に手作業で行われており、同じ内容を何度も確認するなど、業務の非効率さが現場の負担につながっていたといいます。
使いやすさと提案力が決め手に
数あるシステムの中から花しぶきリゾート様が『支配人くん』を選ばれた最大の理由は、画面のわかりやすさと直感的な操作性でした。普段からパソコンに慣れていないスタッフでも扱いやすく、「これなら現場でも無理なく活用できそうだ」と感じていただけたそうです。
また、導入前から寄り添ったサポート体制にも高い評価をいただきました。「一緒にシステムを作り上げていくような安心感があり、新たなシステム導入でも心強かった」との声もありました。
業務に余裕、気遣いが生まれる現場
実際に導入が進むと、現場スタッフからも好反応が寄せられました。操作がシンプルで分かりやすいため、不安なく日々の業務に取り入れられたとのこと。グループ内で店舗同士が工夫を共有し合うことで、より良い使い方を自発的に模索できる環境も整いました。
導入後は、これまで手書きや口頭で行っていた情報伝達がシステム上で完結できるようになり、業務全体に余裕が生まれたといいます。それぞれの部署がスムーズに連携できるようになったことで、お互いを思いやる“働きやすさ”も自然と戻ってきた――そんな変化が、現場の空気にしっかりと表れています。
一元管理で“人の温かさを感じられる”現場へ
『支配人くん』の導入によって、予約情報や売上、稼働率といったデータが一元管理できるようになり、施設間の情報共有が格段にスムーズになりました。これまで電話や手作業で行っていた確認作業が減り、各施設が同じ情報をリアルタイムで把握できる体制が整いました。
さらに、調理情報を管理・共有できる「N-Tools」も併せて導入したことで、厨房と現場との連携も強化され、正確な情報を即座に共有できるようになりました。
また、財務会計ソフトとのシステム連携により、売上データの集計や手入力作業といったバックヤード業務が大幅に効率化され、スタッフの負担軽減にもつながっています。
こうした業務の自動化・効率化により、これまで事務処理にかかっていた時間を、お客様対応やスタッフ同士のコミュニケーションに充てることができるようになりました。
「デジタル化が進んだことで、かえって人の温かさを感じられる現場になった」
――そんな印象的なお言葉が、今回の変化を物語っています。
“ちょうどいい機能”が生む余裕
『支配人くん』を導入して特に実感されたのは、「必要な機能が過不足なく揃っている」点でした。現場で本当に求められていた機能に絞られているため、システムを無理なく業務に取り入れることができ、スムーズな運用が可能になりました。
また、人手不足が深刻化する中で、業務の標準化が進んだことで、スタッフが「人にしかできないおもてなし」にしっかり時間を割けるようになったのも大きな変化です。
業務の効率化だけではなく、“人が主役になる現場づくり”という本質的な価値が、導入によって実現されつつあります。
現場に寄り添うシステムで、働き方が変わる
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「現場に合ったシステムがあるだけで、働き方はこんなにも変わるのかと実感しました。」
導入を迷っている施設様に向けて、花しぶきリゾート様からはそんな力強いメッセージをいただきました。
まずは一歩踏み出して相談してみること。そこから、現場の働き方を見直すチャンスが広がります。「クリップサイトさんは、現場の声に耳を傾けてくれる頼れるパートナーです」
――現場を知る担当者の言葉が、その信頼の深さを物語っています。